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外国為替取引とは

外国為替取引とは、日本の通貨と外国の通貨を交換することです。
異なる2つの国の通貨を交換(=両替)することが、外国為替取引なのです。

以前の日本「円」は、現在の中国「元」のような固定相場制でした。

固定相場時代は1ドル360円でしたが、現在は変動相場制となり、この30年間でかなり円高に移行したといえます。

外国の通貨と交換するレートを決定する市場を「外国為替市場」といいます。

ある国の通貨と別の国の通貨の交換比率(交換レート)を決める外国為替市場は、証券取引所のように特定の場所で取引されることはなく、売り手と買い手が1対1で売買をする「相対取引」となります。

外国為替市場は、銀行などの金融機関で直接取引をするため「インターバンク取引」と呼ばれることがあります。

それぞれの為替取引先が個々に売買を行うため、交換レートが少し違うこともあります。

ただ、日本には為替の公設市場ともいえる「くりっく365」という市場があります。

「くりっく365」は、東京金融先物取引所が扱っており、同一の交換レートが提示されています。

企業・個人が外国為替取引を行うのには、さまざまな理由があります。

海外旅行時に現地通貨へ交換するとき
企業が海外貿易をした場合、現地通貨を円に交換するとき
金利の高い国に対して、外貨預金をするとき、など

為替の動向は、世界経済に大きな影響を与えます。
貿易や国際間の投資はもちろん、各国の経済にまで影響が及ぶ場合があります。

通貨危機などの状況が発生すると、主要国の中央銀行が一斉に為替介入を行い、経済への悪影響を最小限に抑えるような動きをすることもあるのです。

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