FX(外国為替証拠金取引)で外国通貨を取り扱うにあたり、それぞれの通貨の特徴を知っておく必要があります。
以下に、それぞれの通貨の特徴を述べていきます。
●オーストラリア・ドル(オーストラリア)
オーストラリア・ドル(AUD)は、高金利通貨として人気があります。
国に資源が豊富なため、原油・貴金属などの商品市場に影響されやすいといえます。
●ニュージーランド・ドル(ニュージーランド)
オーストラリア・ドルと似た動きをします。
金利も高く人気のある通貨ですが、流通量が少ないため、あるニュースなどで値動きが激しくなることもあります。
●カナダ・ドル(カナダ)
カナダ・ドル(CAD)は、アメリカ合衆国との結びつきが強いため、アメリカ経済の影響を受けやすくなっています。
原油市場の動向と、相関関係があります。
●スイス・フラン(スイス)
スイス・フラン(CHF)は、世界的に情勢不安があった場合、避難通貨として買われることがあります。
金利が低いことでも有名です。
●中国人民元(中華人民共和国)
中国人民元(CNY/RMB)は管理相場制度のため、自由取引ができません。
しかし、中国経済の発展により、アジア通貨に影響を与えることが多くなっています。
●日本円
日本円(JPY)は、世界第3位の取引量があります。
日本の長期間におよぶ「ゼロ金利政策」により、円売りのトレンドが続いていました。
一方、世界経済の情勢が良いと日本の輸出関連企業の業績が伸びるため、「世界経済の好調は日本円買い」の材料となることがあります。
日本銀行は為替介入に積極的と言われており、急激な為替変動が起こると介入行動を行うことが多いといえます。
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