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高金利通貨とは

高金利通貨とは、金利の高い国の通貨のことをいいます。

ここで言う金利とは「政策金利」のことで、日本では無担保コール翌日物(=無担保ON・無担保コール)、アメリカではフェデラルファンド金利(=FFレート)を指します。

高金利通貨といっても、何パーセント以上が高金利という判断基準はないのですが、比較的高い金利という意味で高金利通貨と呼ばれています。

現在、主に高金利通貨と呼ばれている国の通貨は、以下の通りです。

【2008年度現在】
●南アフリカ・・・10〜11%程度
●ニュージーランド・・・7〜8%程度
●オーストラリア・・・6〜7%程度
●イギリス・・・5%程度

逆に低金利通貨と呼ばれている国の通貨は、以下の通りです。

●日本・・・0.5%程度
●スイス・・・2%程度

為替レートの関係で、元本が目減りするというリスクはありますが、高金利通貨を外貨預金したり、その国の債券を購入することにより、高金利の恩恵を受けることができます。

世界の国々は、自国の経済状況を分析し、金利を変動させることによって経済を安定させる、という役割があります。

したがって、現在高金利通貨となっていたとしても、金利政策の変更によって低金利通貨になる場合もあります。

アメリカのFF金利は過去5%程度ありましたが、2007年9月以降よりアメリカは金利引き下げを開始し、現在は3%程度になっています。

世界経済の中心となっているアメリカの政策金利が引き下げられたことにより、米国に追随し、金利を下げる国が増加するかもしれません。

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