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外国為替市場と債券市場・商品市場の関係とは

外国為替市場債券市場には、どのような関係があるのでしょうか?

まず、債券市場は「金利の変動に大きく影響される」ということを念頭においてください。

債券市場は、「金利が上昇すると債券価格は下落」「金利が下落すると債券価格は上昇」という傾向があります。

外国為替市場と債券市場の関係において、債券価格の「上昇」と「下落」の場合で見ていきましょう。

●債券価格が上昇傾向にある場合

債券市場において債券価格が上昇するのは、金利が引き下げられたりするなどして、債券を購入しても利回りが悪化し、他の投資先に資金が流出している時に見られる傾向です。

つまり、外国為替市場としては、その国の通貨は「売却」と判断され、通貨安となります。

●債券価格が下落傾向にある場合

債券価格が下落するのは、金利が上昇し、債券が買われている状況にあるといえます。

外国為替市場としては、その国の通貨が買われ、通貨高になると判断されます。

外国為替市場と債券市場の関係は、上記のようなパターンが一般的ですが、金利が上昇することによりインフレ懸念が広がり、その国の通貨が売られ、通貨安になるというケースもありますので、注意が必要です。

次に、外国為替市場商品市場関係をみていきましょう。

商品市場においては、各国の保有資源などの関係で、豊富な資源を有する国などの通貨が買われ、その国の通貨が高くなる傾向があります。

逆に、自国に資源がなく輸入に頼っている国の通貨は、原材料高の影響で景気が悪くなると予測され、その国の通貨は安くなります。

商品市場で取り扱われている全ての商品が外国為替市場に影響を与えるという訳ではありませんが、現在世界で注目されている商品(資源)については、常にチェックしておく必要があります。

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