経済指標の見方とは、経済指標に表示されているデータの種類を理解することから始まります。
FX取引を行う場合、為替に関する情報が欲しいところですが、日常生活では通貨についてのニュースや情報は為替専門情報誌または有料情報などでしか得ることができません。
FX取引会社やFX専門ネットサイトでは無料でさまざまな情報を得ることができますが、多くの情報が必ずしも必要であるとはいえません。
ポイントを絞った情報収集、そして、それらをきちんと分析することが重要です。
経済指標は万人に公表されるため、最も平等な情報であるといえます。
まず、経済指標は3つの種類に分類することができます。
●原数値
原数値とは、人的に手を加えていないそのままの数値のことです。
原数値を元値として、さまざまな指標が計算されることになります。
●指数
指数とは、ある一定の値を基準値とし、基準値に対する比率を表した数値のことです。
指数は、指標の変化や大小を比較する場合に用いられます。
●季節調整値
季節調整値とは、季節によって影響を受ける経済動向の数値を削除し、実際の経済状況に近づけた数値を表したものです。
季節調整値にあたる季節による変動には、「暑さ・寒さなどの天候」「お中元・お歳暮・正月・バレンタイン・クリスマスなどの慣習」などを例にあげることができます。
経済指標には、「原数値・指数・季節調整値」などの種類がありますので、それぞれのデータの特徴を理解し、上手く分析していくことが大切です。
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