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経済指標と為替レートの関係とは その4

経済指標と為替レートの関係とは、どのようなものなのでしょうか?

経済指標の発表により、為替レートが大きく変動し、外国為替市場に大きな影響を与えることがしばしば見受けられます。

為替投資で利益を得ようとする投資家たちは、発表された経済指標を直ちに分析し、今後の為替レートの動きを予測した後、素早く行動します。

経済指標と為替レートの関係について、経済指標の何が為替レートに影響を及ぼしているのかを、以下に述べていきます。

●貿易

貿易とは、国と国の間で交わされる、生産物やサービスの売買取引のことです。

貿易による外貨の獲得などで、為替レートが変動することがあります。

まず、輸入取引や輸出取引をしているうちに、「貿易黒字」または「貿易赤字」になります。

貿易黒字とは、輸出が輸入より多い場合をいいます。
貿易赤字とは、輸入が輸出より多い場合いいます。

貿易黒字の場合、輸出が輸入を上回った分の外貨を受け取ることになります。
受け取った外貨は自国の通貨に交換するため、外貨売り・自国の通貨買いとなり、その国の通貨は高くなる傾向があります。

したがって、貿易黒字の国の通貨は高く、貿易赤字の国の通貨は安い、と一般的には言われています。

貿易の動向を判断する方法として、「貿易収支」「経常収支」があります。

貿易収支とは、生産物の輸出額から輸入額を引いた金額のことです。
経常収支とは、生産物とサービス・利払いなども含め、輸出額と輸入額を引いた金額のことです。

ただし、経常収支は発表の時期が貿易収支よりも遅くなるため、貿易収支のデータによって為替市場が反応することが多いといわれています。

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