初心者のためのFX取引入門ガイド>MACDとは

MACDとは

MACDとは、「Moving Average Convergence Divergence Trading Method」の略で、「マックディー」と呼ばれる「移動平均線収束・拡散トレーディング手法」のことです。

MACDは、2種類の期間の指数移動平均の差を計算した、指数平滑移動平均を使用しています。

指数平滑移動平均を求める計算式は、とても複雑なので省略しますが、MACDは異なる2種類の期間の移動平均線の差・傾き・方向を比較し、買われ過ぎや売られ過ぎを分析することに用いられます。

MACDは、直近の為替レートや値動きを重視して計算されており、為替相場の動きに敏感に反応するため、オシレータ系チャートとしての性質を備えています。

MACDには、「MACD」とMACDを平均化した「シグナル」という2本の線があります。

MACDによって予測されるFX取引売買サインは、以下の通りです。

●買いサイン
MACDが底に位置しているとき
MACDがシグナルを上に抜けるように交差したとき(=ゴールデンクロス)

●売りサイン
MACDが天井に位置しているとき
MACDがシグナルを下に抜けるように交差したとき(=デッドクロス)

また、特殊な例として「ダイバージェンス(発散)」と「コンバージェンス(収束)」という現象があります。

◆ダイバージェンスとは
為替レートが上昇しているにもかかわらず、MACDとシグナルが下降すること。
「売りサイン」と言われている。

◆コンバージェンスとは
為替レートが下落しているにもかかわらず、MACDとシグナルが上昇すること。
「買いサイン」と言われている。

MACDは単独で使用するよりも、ローソク足などのトレンド系チャートと組み合わせて分析した方が、損失が少なくなると考えられます。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
RSS1.0  |   RSS2.0  |   ATOM  |   プライバシーポリシー  |   お問い合わせ
livedoor Readerに登録   Bloglinesに登録   Add to Googleに登録   はてなRSSに登録   My Yahoo!に追加   Rojoに登録