レバレッジとは、証拠金の何倍分のFX取引をしているかという目安で、倍率で表わされます。
レバレッジは、証拠金の金額と取引金額とを比較して決定しなければなりません。
レバレッジ(倍率)=取引金額÷証拠金
FX取引会社によって、「レバレッジのかけられる倍率」や「最低証拠金の金額」は違います。
レバレッジが100倍かけられる会社であっても、「100倍で取引しなければならない」という意味ではなく、「最大100倍のレバレッジがかけられます」ということです。
100倍のレバレッジをかけることができても、フルレバレッジである100倍で取引をすると、損失が出た場合はすぐに証拠金が不足し、追加預入しなければならなくなります。
外国為替市場では、為替レートが1日に1%以上動くこともあります。
たとえば、証拠金10万円で100倍のレバレッジ、つまり1000万円でFX取引をしたとします。
もしも1%の為替変動があった場合、損失が10万円となり、証拠金が全てなくなってしまうことになります。
取引で損失が出た時のことを考え、投資金額の中から最低証拠金とは別に余剰金確保のため、レバレッジは適度な数値にしておく必要があります。
初心者がFX取引をする場合、最初は練習として1倍からでも良いですし、慣れるまでは2〜3倍のレバレッジに留めておく方が良いでしょう。
レバレッジの倍率分だけ、利益も出ますが、リスクも高くなります。
通貨ペアによってレバレッジを変更する方法もあります。
基本的な考え方としては、為替レートの変動が大きい通貨ペアの取引ほど、レバレッジは低くしておいた方が安心です。
スポンサードリンク
