初心者のためのFX取引入門ガイド>利食いと損切りのコツとは

利食いと損切りのコツとは

FX取引をする場合、まず最初に決めておかなければならないことは、利食いと損切りをいくらにするか?という価格決定です。

FX取引で、自分はどのくらいの収益をあげ、そのためには最大でどのくらいの損失を覚悟できるかという計画性が必要になります。

これを決めることにより、1回の取引での利益や損失の金額を見積もることができますし、取引金額や取引期間の計画も立てやすくなります。

初心者にありがちな失敗が、「利食い価格までの差より、損切り価格までの差が大きい」ことです。

利益が出ている状態では、「今後、相場が反転して利益が減ってしまうかもしれないから、早く利益を確定しておこう」という心理が働きます。

損が出ている場合は、「現状では損失が出ているけれど、これから相場が反転して損が減っていくかもしれないから、しばらく様子を見よう」という心理が働きます。

FX取引の基本は、「利食いは深く、損切りは浅く」です。

また、FXでやってはいけないことは、「塩漬け」と「ナンピン」であると言われています。

塩漬けとは、評価損があっても損失を確定することなく、利益が出るまでポジションを保有するという取引方法です。

ナンピンとは、評価損が出ている場合に追加購入し、平均コストを減らす方法です。

現物での株式取引とは違い、FXは証拠金取引です。

FX取引では、塩漬けでポジションを保有し続けることになり、マージンコール(追加証拠金)ロスカット(強制決済)によるリスクが増大します。

また、ナンピンしても相場が予想の逆に動いた場合、損失が倍増することになります。

自分がFXで儲けたい全体像を考え、それに基づいた「利食い」と「損切り」をしていくことが大切です。

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