FX取引の注文方法には、成行・指値・逆指値という通常注文の他にも、便利な自動売買機能があります。
以下に、いろいろなFXの自動売買機能の種類について記していきます。
●IFD
IFDとは「if done」のことで、「イフダン」と言います。
IFDは「もし約定したら」という意味です。
株取引ではリレー注文と呼ばれている注文方法で、特定の証券会社でしか利用できない方式です。
しかし、FX取引会社ではイフダンは一般的に利用することができます。
IFDは、新規注文が成立したら決済注文が有効になる一対の注文方法のことです。
注文する場合は、新規注文の価格と決済注文の価格を指定できるようになっています。
新規注文後、決済注文は利益確定に利用すると便利です。
●OCO
OCOとは「One Cancel the Other」のことで、同時に2つの注文を出し、ひとつが約定した場合、もうひとつはキャンセルになるという注文方法です。
OCOは新規注文でも利用できますが、決済注文をする場合にOCOを利用し、利益確定・損切りの2種類の注文をすると便利です。
●IFO
IFOとは、IFDとOCOを組み合わせた注文方法のことです。
新規注文後にそれが約定すれば、次は利益確定と損切りの決済注文が自動的に出されます。
この自動売買機能を利用すれば、自分自身のシナリオに沿った取引が可能で、きちんとしたリスク管理をすることができます。
IFOの機能は、リアルタイムで相場状況を見れないFX投資家にとって、非常に有効な注文方法ということが言えます。
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