FXは外国為替証拠金取引という言葉通り、取引をする際には証拠金が必要です。
FXの証拠金とは、FX取引をする場合に担保としての役割を果たすもので、証拠金の金額により取引できる金額が変わります。
証拠金の金額が多いほど、取引できる金額も多くなります。
証拠金が少ない場合も、レバレッジ(取引倍率)を大きくすれば取引金額を大きくすることができます。
しかし、証拠金の一定以上の割合にまで評価損が増加すると、証拠金が不足したと見なされて、新たに追加証拠金(追証)をFX取引会社に預入しなければなりません。
したがって、少ない証拠金で取引を行う場合は、評価損が発生してしまうと短期間で証拠金不足となる可能性が高いといえます。
証拠金不足とならないためにも、適正なレバレッジでポジションを持つことが大切です。
FXという証拠金取引の特徴としては、株の先物取引・オプション取引など他の証拠金取引とは違って、決済期限がありません。
株の先物取引やオプション取引の場合は、限月という決済期限が存在します。
FXには決済期限がないため、長期に渡ってポジションを保有することが可能となっています。
また、信用のおけるFX会社であれば、証拠金は会社資産とは分別管理されています。
証拠金はFX取引会社が倒産した場合でも、返却されることになっているのです。
FX取引はいつでも決済することができ、さらに証拠金は自由に入出金をすることができます。
証拠金はFXを短期・長期に渡り、取引を安全に行うためにも大切な役割を果たしています。
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