FXの損益計算方法は、為替レートの関係などもあり、株式取引の損益計算方法と比較して、少々複雑な面があります。
実際のところ、FX取引会社に口座を開設すると、投資家の損益計算はリアルタイムで自動的に、口座残高欄に表示されます。
しかしFX取引をする場合は、自分自身で考えたシナリオに基づいて為替を売買するため、自分で損益計算方法を把握し、予測していくことが必要です。
FX取引の損益計算を求めるために必要な項目の数値は、「為替レートの変動」「売買手数料」「スワップポイント」の3種類です。
●為替レートの変動
為替レートは対円で1円変動すると、1000通貨単位では1000円・1万通貨単位では1万円・10万通貨単位では10万円の損益となります。
初心者の方は、新規ポジション時の価格と現在の価格を日本円に換算して、損益計算すると簡単に求められます。
●売買手数料
売買手数料は、新規ポジションを保有する時とポジションを決済する時の1往復で2回分必要です。
●スワップポイント
スワップの損益計算方法は「スワップ1日分×ポジション保有日数」で求められます。
スワップは、通貨ペアによって「受け取る」側になるか「支払う」側になるかが分かれます。
スワップポイントが「+(プラス)」であるか「−(マイナス)」であるかに注意して取引を行いましょう。
FXの損益計算は「為替レートの変動」「売買手数料」「スワップポイント」、それぞれの損益の合計金額ということになります。
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