初心者のためのFX取引入門ガイド>FX取引の「1日の流れ」とは

FX取引の「1日の流れ」とは

FXの取引には、「1日の流れ」というべき時間帯の特徴があります。

FXの取引時間別(日本時間)の特徴について、述べていきます。

●午前9時55分
東京市場の「銀行の仲値」発表。

仲値とは、銀行窓口における外貨両替のための基準レートのことです。
仲値は主に「ドル買い円売り」の価格となります。

また、企業の決済日が多いゴト日(5日・10日)または月末などは、大量のドルが買われることがあり、ドル買いの方向に動くことがある時間帯であるといえます。

●午後3時
オプション取引「東京カット」の行使期限時間。

午後3時は、その日の東京市場の行使期限となるオプションが消滅する時間です。
オプション取引は、期限までに定められた価格になっている必要があるため、この時間帯前には調整が入りやすく、為替の動きが荒くなることがあります。

さらに午後3時を過ぎると、それまでの注文内容が消滅し、さらに変動が激しくなることがあります。

●午後9時30分(アメリカが冬時間の場合は、午後10時30分)
アメリカ合衆国の主要経済指標の発表時間。

米国の雇用統計・貿易収支などが発表され、その結果を受けて市場が動くことがあります。

●午後11時(アメリカが冬時間の場合は、午前0時)
オプション取引「ニューヨークカット」の行使期限時間。

東京カットよりもニューヨークカットの方が取引数量か多いため、午後3時よりも注意が必要です。

●午前0時(ロンドンが冬時間の場合は、午前1時)
ロンドンフィックス(ロンドンでの仲値)の発表。

投資信託を設定する場合に基準となるレートが、発表されます。
ドル円・クロス円などが、買われることもあります。

以上のように、取引時間帯の特徴を上手く利用しながら、FX取引を行うことが大切です。

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