FXの税金については、株式の税金とは違って、自分で確定申告をしなければなりません。
株取引の場合、証券会社から取引明細書が送付されてきますし、利益分から源泉徴収される仕組みもあります。
しかし、FXの場合は自分自身で損益計算をした上で、確定申告をする必要があります。
FX投資家の取引履歴・取引明細・入出金履歴などは、FX取引会社のインターネット画面から閲覧することができます。
取引明細を分析することで、自分の取引の特徴や癖を見つけることができます。
損益の管理をすると同時に、次の取引に対する対策を練ることも重要です。
毎日多くのFX取引をしている投資家の場合、マイクロソフトのエクセルでトレード管理をしても良いですし、1日ごとの取引明細を確認しなくても、週単位・月単位で記録を見ていくこともできます。
また、複数のFX取引会社に口座を開設している場合は、トータルで損益計算をすることになります。
ひとつの会社で利益(=プラス)が出ていても、もう1つの会社では損失(=マイナス)が発生しているかもしれません。
全体の損益がマイナスの場合は、たとえ利益が出た会社があったとしても、そちらで税金を支払う必要はありません。
また、申告する内容は決済が完了し、損益が確定した取引のみで、ポジションを継続したままの取引については「評価益・評価損」が発生していても申告は不要です。
確定申告で申告する期間は、1月1日から12月31日までの1年間です。
取引明細の日付については日本時間ではない場合がありますので、それぞれ確認するようにしてください。
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