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FXの確定申告について

FXで得た利益を納税する方法は、確定申告になります。

確定申告とは、前年度の所得を申告し、前年度分の税金を納めるために申告することです。

通常は2〜3月に前年度分の確定申告を行います。

確定申告は税金を納付するだけでなく、過剰に税金を支払っている場合は還付金を受け取ることもできます。

株式取引の場合は証券会社に証券口座を開設する時に、「自分自身で確定申告するか」あるいは「証券会社から源泉徴収してもらい納税してもらうか」という、納税方法を選択することができます。

また、株の税金は「申告分離課税」方式ですので、所得の多い少ないに関わらず税率が一定です。

しかし、FX取引会社にFX口座を開設する時には、そのような納税に関する選択肢はありません。

そしてFXの課税方式は「総合課税」です。

FX取引で得た利益が同額であったとしても、所得金額の違いにより、総合課税の税率が変化します。

以下に、FX取引で利益を得た場合に納める税金の税率を、所得金額別に示します。

〔所得金額〕         〔店頭取引〕(総合課税)
195万円以下             15%
195万円超 330万円以下      20%
330万円超 695万円以下      30%
695万円超 900万円以下      33%
900万円超 1800万円以下      43%
1800万円超              50%

※ただし、年間給与所得2000万円以下で、かつ、雑所得20万円以下の場合は確定申告不要です

また、総合課税であるため雑所得が複数ある場合は、すべて合算して確定申告をします。

雑所得は他の所得と合算することはできませんが、雑所得全部を合算して損失が出た場合は、納税する必要がありません。

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